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技術コラム

周速の変化 ~フライス・ドリル編

2021.07.09

切削お役立ち情報 No.23

前回は、周速を求める公式、周速(V) = ワークの直径(D)×π ×回転数(N) ÷ 1000 を使って、

旋盤加工での周速の変化を説明しました。

 

今回は、フライス・ドリルでの周速の変化を説明します。大きく分けて、2つ。

 

①工具径による、周速の変化

旋盤加工と異なり、フライス加工・ドリル加工は、加工中に、Dの値(工具径)が変化することはありません。

そのため、カッター径を変更するときに限り、回転数を変更し、周速を調整します。

 

②工具刃先位置による、周速の変化

 

図のように、チップ刃先に角度がついている場合、厳密に言えば、周速は変化します。

(左図のIの位置とIIの位置では径が異なるため)

しかし、カッターのような大きな径の場合は、微差しかありません。

ただし、右図のドリルやエンドミルのような小径の場合、大きく影響を受けます。

旋盤編で説明したように、中心にいく程、周速はゼロに近づき、外周部と中心部では大きな差が出ます。

そのため、小径加工・ドリル加工は難しいのです!

 

 

次回は、「加工条件 ~切り込みについて」です。

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