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技術コラム

外径溝入れのコツ②…ブレーカーの選定

2022.07.08

切削お役立ち情報 No.72

下記は、2種類のチップ(PF/J)の形状の違いによる、底面のふくらみの比較となります。*PFブレーカー⇒直線切れ刃 Jブレーカー⇒正面から見て、中央部がへこんでいる。

PFブレーカーは、直線切れ刃なので、底面はフラットな形状となります。しかし、切り屑を折る形状がついていないため、切り屑が伸びやすくなります。Jブレーカーは、中央部のへこみにより、切り屑処理は得意ですが、ブレーカーの形状により、0.01mm程度、底面にふくらみがつきます。溝入れよりも、突っ切りが得意なブレーカー形状です。(と言っても、横挽きすれば問題ありませんが)ワーク材質、送り量以外に、切り屑処理を優先するのか、底面形状を優先するのか、によっても選定するブレーカー形状が変わってきます。どちらも優先したい場合は、下記のような、直線切れ刃+ブレーカー付きも検討できます。ただし、注意として、低送りが出来ません(おおよそf=0.1以上)。刃殺ししている幅以上の送りでないと、ブレーカーに、切り屑が到達せず、切れません。

*送りが上げられない小径ワークなどは、 PFタイプが向いていると言えます。 (刃殺しの幅が少ない)

 

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