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技術コラム

ねじ切りについて⑤

2022.03.18

切削お役立ち情報 No.57

今回は、ねじの切り込み方法の比較です。

大別すると、2種類の基本的な方法があります。ラジアルインフィードとフランクインフィードと呼ばれています。

 

ラジアルインフィード

ラジアルインフィード

 

ラジアルインフィードは最も簡単な方法。
刃を垂直追い込んでいきます。
刃の両サイドで加工するので、接触面積が大きく、
切削抵抗も大きいので、小ピッチの加工に向きます。
ラジアルインフィードは下記の場合が推奨です。
・ピッチが3㎜未満
・切屑が伸びにくい材質

欠点
・切屑処理が苦手
・パス後半でビビりやすい(接触面積が長くなる為)
・左右の切屑が中央に寄せられる為、先端Rに
負荷がかかる。

フランクインフィード

フランクインフィード

フランクインフィードは刃先角に沿って斜めに
追い込んでいきます。
そのため、刃の切削面の長さが短くなりますので、
ラジアルインフィードに比べ抵抗も少なくなります。
フランクインフィードは下記の場合が推奨です。
・ピッチが3㎜以上
・びびりやすい小径ワーク
・切屑が伸びやすい材質
・台形ねじやACMEねじ

欠点
・右側チップの逃げ面摩耗が大きい
(常に右側切り込みが0の為)
・切り込みプログラム変更が難しい。

 

アルタネート・インフィード

アルタネート・インフィード

刃先を左右に入れます。
大ピッチの加工や切屑処理が難しい場合に適用します。
刃の摩耗が均等になり、長寿命に繋がります。
ただ、プログラムが複雑になります。

 

 

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