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技術コラム

カッターの刃数について

2021.10.15

切削お役立ち情報 No.37

 

前回は、同径のエンドミルでも、2枚刃、3枚刃、4枚刃と何種類もレパートリーがあり、刃数が増える毎に、剛性・加工能率は上がりますが、切り屑排出性は下がっていくことを説明しました。それぞれに長所と短所を持っているため、状況に応じて、使い分けることが必要です。

 

チップポケットの断面積比

 

 

これは、カッターにも言えることです。

同径のカッターにも、刃数が複数種類あります。こちらは、刃数の少ないカッターを「コースピッチ」、刃数の多いカッターを「ファインピッチ」と呼びます。場合によっては、さらに刃数が多いものを「エクストラファインピッチ」等と呼ぶメーカーもあるようです。

カッターの場合、刃数が多い(ファインピッチ)と、その分、送りが稼げるので、高能率加工向け。ただし、チップポケットが小さくなるので、切り屑排出が重要になってくるポケット加工や、溝加工には向きませんし、刃数が多いと、ビビリが発生しやすくなるので、クランプの弱い場所には向きません。逆に、コースピッチだと、加工時間はそこそこになりますが、刃数が少ない分、ビビリにくく、切り屑排出スペースが広いので、切り屑の噛み込みが少なくなります。

加工内容によって、カッターを使い分けて、能率の良い(コストバランスの良い)加工を目指しましょう!!

 

切り屑排出

 

 

次回は、「ドリルの剛性について」です。

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