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技術コラム

超硬以外のチップ材質まとめ

2021.06.11

切削お役立ち情報 No.18

これまで様々なチップ材質について解説してきましたが、高硬度材加工に適したのは、どの材質だったでしょうか。

そうです。CBNです。

数回にわたって、材質毎に異なった特性があることを学んできましたが、要はいかに被削材と工具の特性を理解し、用途別に使いこなすか?ということに尽きます。

ここで、それぞれの特徴をおさらいしておきましょう。

 

サーメット

耐摩耗性は高いが、やや欠けやすい。中・高速切削加工向け。鉄との親和性が低いので、溶着しにくい。粗加工より仕上げに向いている。超硬合金よりも軽く、チップを手に持っただけでわかります。

CBN焼結体

非常に硬度が高い。靱性は低いため、簡単に欠けてしまう。鉄との反応が無いので、焼入れ鋼の加工等にも使うことができる。通常は、超硬でできた母材にロウ付けして使用する。超硬合金よりも非常に高価。

ダイヤモンド焼結体

切削加工に利用される材質の中では、最も硬度が高い。しかし、鉄系のワークを切削すると反応してしまうので、原則的には、非鉄金属や非金属の仕上げ加工に使われる。またシリコン含有アルミニウムや繊維強化プラスチック(FRP)などの難削材も削ることが可能。CBN焼結体同様、非常に高価。

セラミックス

超硬に比べ、硬度は高いが、欠けやすい。多くは、鋳物の仕上げ加工に使われる。中には靱性を高め、粗加工に使うことができる材質もある。

硬度としては、ダイヤモンド>> CBN焼結体>> セラミックス> サーメット> 超硬合金になります。

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