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技術コラム

切削油のメンテナンス

2021.04.30

切削お役立ち情報 No.12

前回は、大まかなメンテナンスの話をしました。

今回は、切削油のメンテナンスについてのお話です。

(切削油を使用していないというユーザー様もおられるかもしれませんが…)

切削油の役割について説明しようと思います。

切削油の役割とは…

①加工面品位の向上

②チップ寿命の向上(磨耗進行の抑制)

③切り屑除去を助け、加工中の噛みこみを改善

④切り屑の除去による寸法精度出しの手助け

切削油を使用することにより、

・工具寿命の向上

・図面通りの仕上がり寸法(乾式よりも高精度)、

・加工面粗さ

が可能となります。

 

 

と、ここまでは、切削油の優位点ばかり説明しておりますが、使用方法を間違えたり、定期交換を怠ると、

様々な問題が発生してきます。

切削油の日常点検、定期交換を怠ると…

腐敗臭(油の劣化)が徐々に進行し、様々な現場問題、環境問題へと発展してまいります。

ワーク、工具への影響
→ 工具の不安定寿命や、工具不良の影響により不良品発生を引き起こす。
(切削油の定期交換、または不十分な攪拌(かくはん)が原因)

工作機械部材への影響
→ 工作機械やワークに錆を発生させ、ゴム・シール等の劣化を引き起こす。(機械へダメージ)

現場衛生面への影響
→ 作業員の手荒れ、ひび割れの原因になり、腐敗臭による衛生面での問題になることも…

 

切削油も工具と同じく、日頃のメンテナンスが必要になります。

次回は、サーメットのお話。。。

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