西日本ミツトヨ特約店会 中四国支部情報交換会を開催

去る11月4日、西日本ミツトヨ特約店会の中四国支部情報交換会が、岡山駅前のグランヴィア岡山にて開催されました。特約店各社の責任者が一堂に会し、今後の事業方針と具体的な営業戦略について活発な情報交換が行われました。

情報交換会の概要

会は約2時間半にわたり、まずは年間行事の実績報告と、来たる2026年度の年間行事計画が発表されました。これに続き、担当責任者より販売方針に関する重要な発表がありました。

特に注目を集めたのは、**新製品「スマートビジョンシステム」**に関する詳細な説明と、その市場投入に対する強い意気込みです。デジタル化・自動化の潮流の中で、測定機器の新しい可能性を示す製品として、参加者一同、期待を寄せる時間となりました。

2026年度 営業戦略の柱：「自動化提案強化」

2026年度の営業戦略の最大の柱として、「自動化提案強化」が掲げられました。深刻化する少子化や人手不足といった社会的な課題に対応し、製造業の生産性向上に貢献するための具体的な施策が発表されました。

主要な戦略テーマは以下の通りです。

• スマートファクトリー提案の推進
  • 製造現場全体の効率化とデータ活用を見据えた包括的なソリューション提案。
• アナログ測定機器のデジタル化促進
  • 既存のアナログ資産をデジタルデータとして活用するための提案を強化。
• 測定機器単体から流通機器との組合せへ
  • 当社の測定機器のみならず、自動搬送機やロボットといった流通機器と組み合わせたトータルな自動化システムの提供。
• 装置組込みユニット提案の拡大
  • 既存設備や新たな製造装置に組み込むユニット製品の提案を強化し、組込み需要に対応。
• 営業スキルの強化
  • 単なる製品知識だけでなく、お客様の課題解決に繋がる自動化ソリューション提案力を養成。
• 少子化対策に向けた自動化提案
  • 人手不足解消を目的とした、省人化・無人化に直結する自動測定・検査システムの提案。

懇親会と来年への意気込み

情報交換会終了後は、会場を移して懇親会が催されました。参加者は和やかな雰囲気の中、来年3月に開催が予定されている総会に向けて、今回の戦略をいかに実行に移していくか、互いの意気込みや具体的な展望を熱く語り合い、連携強化を確認しました。

我社は、この情報交換会で共有された「自動化提案強化」を軸に、地域社会とお客様の製造現場の進化に貢献してまいります。

＊株式会社TOSAMACHINEは、ミツトヨ高知県下唯一の特約店です。

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