弊社の特約店メーカーであるイスカルの講習会が2015年9月10日(木)に、高知市のぢばさんセンター(第一研修室内)にて開催されました。
厳密には過去14、5年前に一度だけ県内でイスカルの講習会があったようですが、高知ではほぼ初めてということもあり、23社57名様のユーザー様に足を運んで頂きました。
講習内容は近年よく取り上げられている内容のひとつで、難削材の加工方法や最新の加工事例紹介、さらに新製品の紹介(一部会場後方に展示品あり)が主でした。
冒頭から難削材の種類や特性の説明に始まり、インコネルやチタン合金といった材料の加工特性、加工事例などを専属講師が講習。インコネルやチタン合金などは、正直、高知ではほとんどない加工内容であるためか、お客様も最初は聞きあぐねているようにも見受けられました。
また、難削材の知識を得るには技術的な講習ではありましたが、文章や専門的な単位や数字も多く、加工をイメージしにくかったのではないかとも感じました。
加えて、完全にフライス加工(ミーリング)の加工講習であったため、旋盤メインのユーザー様にとっては退屈だったかもしれません。
ただ、新商品の紹介の時は、今までイスカルの工具を知らないユーザー様にも興味を持っていただけたようでした。
次回はもう少し、高知の需要にあった講習内容になればと思いながらも、これを機に、メーカー同行も活用し、今後さらなる促販につなげていきたいと思っております。